偏差値が30以上アップして志望校に合格
【受験】中学3年生でフォトリーディングを開始
偏差値が30以上アップして志望校に合格
山口祐加さん
1992年生まれ。慶應義塾大学を卒業後、出版社を経て、飲食プロデュース会社勤務。小学校5年生のときに地元の小学校から福井県の私学「かつやま子どもの村小中学校」に転校。大自然に育まれた寮生活をしながら、高校の受験勉強に励んだ。
高校入学後、すぐに教科書をすべてフォトリーディング
- 受験勉強にフォトリーディングを生かし、次々と志望校に合格されていますね。最初に受講されたのはいつですか?
山口さん
中学校3年生の夏休みに親のすすめで受講しました。当時は福井にある全寮制のユニークな中学校に通っていましたが、高校は東京に戻っていわゆる普通の高校生ライフみたいなのものを味わってみたいと思っていたんです。
それで中3の夏休みから受験勉強を始めたのですが、最初の模試で偏差値が38。「これはまずい」と思い、フォトリーディングをまず学んでから、必死で勉強しました。
すると半年後には3教科の偏差値が15~20くらい上がり、偏差値55の志望校に合格することができました。
塾の先生は「普通1教科は上がるけれども、3教科オール上がるっていうのはそうない。フォトリーディングの成果だね」と言っていました。
自分でも「勉強するとちゃんと成果がでるんだ」とわかって、とてもうれしかったです。
また、高校でもフォトリーディングを活用し、偏差値が1年後には64に。特進クラスに上がって、主要科目は毎回90点超、5段階評価の評定の平均値は4・85になり、偏差値約70の慶応義塾大学に合格できました。
- 中学時代から比べると、どんどん成績が上がっていったのですね!
山口さんのように「受験勉強にフォトリーディングを使いたい」という学生さんも毎年いらっしゃいます。最初にフォトリーディングの講座を受けたとき、どんな印象を持たれましたか?
山口さん
本は最初から最後まできっと読まなくてもいいんだろうなって、昔から思っていたふしはあったので、「全部読まなくてもいい」というフォトリーディングの考えは、すごく安心材料になりました。
私は小さい頃は、なぜ本が面白いのかよく分かっていませんでした。文章を読んで感じ取ることは人それぞれでいいのに、国語では点数をつけられるのも本が好きじゃなくなった原因かもしれません。点数を付けられると思うと、一字一句を読まなきゃいけないと思ってしまいますから。
でも、フォトリーディングをやってから、本に対する抵抗が減りました。
本の中で大事なのは本当に2、3ページなんだとわかったんです。
また、講座では「フォトリーディングを使って頑張ろうとしている人たちがこんなにたくさんいるんだ」と驚きました。
- 学校では本は一字一句ちゃんと読むように教えられるからね。
具体的にどのようにフォトリーディングを使って勉強したのでしょうか?
山口さん
高校に入った直後はすべての教科書を学期始めにフォトリーディングしました。これから学ぶことを潜在意識に入れおいて授業を受けたのはとてもよかったと思います。
授業でポイントが浮かび上がってきたり、先生の強調しているところがより脳に残りやくなっていました。
ふだんからいつもフォトリーディングしていたわけではなくて、定期テストの時だけ、寝る前に授業ノートのフォトリーディング、テスト直前に教科書、授業ノート、テストノートをフォトリーディングしていました。
また、フォトリーディングで「カラフルなほうが記憶に残る」と学んでいたので、ノートを作るときは色分けを意識しました。
- 授業の前に教科書をすべてフォトリーディングすることは学生の皆さんにおすすめです。
テストのときはどうしていましたか?
山口さん
テスト用紙が配られたらフォトリーディングして、アファメーション(気持ちを整える肯定的自己宣言)して受けていました。そんな魔法みたいなことで、1点でも点数が増えるならラッキーだと思って(笑)。
最初にフォトリーディングすることで、テストの概要を把握して、わかるところから解いていきます。解けない問題もあとからするっと答えが出てくることもありました。だから分からなくてもあまり不安にならなかったんです。
フォトリーディングで反復することでより頭に刻まれるというか、確実に入っているだろうし、「これだけやっているんだから」みたいな自信にもなりました。
高校一年生の最初のテストは開始10分で全部終わって100点が取れて驚きました(笑)。
パニックになると手を付けられない感じになるのが自分でもよくわかってるいので、パニックにならないように勉強して、当日はベストでリラックスして臨める状態を作っていました。
- 自信をもってテストに挑むのと不安のまま挑むのでは、結果に明らかに差がでますよね。
山口さん
自信がつくという点では、フォトリーディングはとても役立っています。自信があると、緊張する場面でもリラックスできますし、相手にも安心感を与えます。
子どもだと、フォトリーディングで成績がアップして、親やまわりにほめられるとうれしくて、それが自信になって、ますます勉強を頑張れるという人もいると思います。
フォトリーディングは万能調味料のような存在
- フォトリーディングは勉強以外にも使っていますか?
山口さん
たとえば、会社でお弁当をレンジで温めている2分の間に、新聞をフォトリーディングしています。何か目的あるわけじゃないけど、気になる記事があったときに、入れておけば役立つのではないかと思っています。
あと、無駄が嫌いというところはフォトリーディングとつながっているかもしれません。大事なことを絞って無駄なことは排除するようにしています。
大学も慶応義塾大学のみに絞って受験しましたし、就職活動でも何十社も応募したりせず、「ここだ!」と思った出版社だけ応募しました。
仕事でも効率的なので上司に驚かれます。いつも短時間で最高の結果を出したいと思っています。
フォトリーディングに100%頼っているわけではないですが、ないよりは身に付けておいたほうが絶対いいです。フォトリーディングは万能調味料のような存在で、なくても食べられるけど、かけるとぐっとおいしくなる。そんなイメージです。
- フォトリーディングを行っていると、何が大事なのかを見極められ、効率的に仕事ができるようになるんですよね。
フォトリーディングを10代で知ったことは、20代の今、どう思いますか?
山口さん
ネイティブスピーカーみたいなものではないでしょうか。フォトリーディングが日常に組み込まれているので。小さいときに英語を学んだから、今も発音がいいみたいな感じです。
あと、フォトリーディングは10代だと体で学べるのがすごく大きいと思います。頭が固くなってから「潜在意識が」とか言われても、理解するまでに時間がかるかもしれません。
子どものときに遊びの一環としてフォトリーディングを学ぶと、仕事のためではないし、プレッシャーもなくて、楽しんでスキルを学べます。
- なるほど!
もちろんいくつになってもフォトリーディングは学べるものですが、遊び感覚で学べるのは子どもならではですね。
山口さん
あと、中学3年生でフォトリーディングを始めて、本を読むことへの抵抗がなくなって、その後、出会った本が人生を大きく変えてくれました。
西村佳哲さんの「自分の仕事を作る」という本です。
両親のまわりには、すごく楽しそうに仕事をしている人がいっぱいいたので、昔から「早く働きたい」という気持ちがありました。でも、同級生たちは「とくにやりたいことはない」「働きたくない」と言っていて、仕事=つらい、というイメージを持っている人が多かったんです。
西村さんの本は、「いい仕事」をしている人にインタビューをしている本で、「こんなに面白い仕事をしている人たちがいるんだ」とわかり、大人に対して希望が持てました。
「こんなもんでいいか」ではなく、自分だけでもいいものを作るという姿勢を持っていたら、もうちょっと世の中は変わるのではないかと思いました。
それで、本に紹介されていた本を読んだり、さらにはその著者が影響を受けた本を読んだりと、芋づる式でいろいろ当たっていくと、「あー自分ってこういう世界観が好きなんだな」というのがわかって、自分の好きな分野が明確になっていきました。
その結果、小さい頃は全然本を読まなかったのに、出版社を最初の就職先に選び、次にまたやりたいことがでてきて、今の飲食プロデュース会社での勤務につながっています。
フォトリーディングで本が嫌いでなくなったことは、私の人生で大きなことだったと思います。
- 受講生から「行きたい分野が全くないけど、習いに行ってもいいですか?」「テーマがないけど受けていいですか?」という言葉が結構出てきます。でも、半分以上の人は実はそうで、「資格を取りたい」と明確に思っている人のほうが少ないんです。たくさん読んで、どこにアンテナが立つかわかるということが大事なので、気軽に受講していただきたいと思っています。
では最後にフォトリーディング受講を迷っている人たちに一言お願いします。
山口さん
私は就職をする前に40万円母に借りてニューヨークに行きました。でも全然後悔していません。今しかできないことが確実にあるので、40万円での体験は貴重でしたし、ニューヨークで感じたことが、その後の人生に影響を与えてくれています。
引き出しの多さは人生ですごく大事です。
フォトリーディングは15万円以上かかりますが、やはり早ければ早いほど得。英語をしゃべれるようになるのが早ければ早いほど、海外の友達が増えるように、フォトリーディングを若いときから身に付いていれば、チャンスは広がります。
迷っているならぜひチャレンジしてください。
ありがとうございました!