【櫻井さん】そうそう、そうなんですよね! その感覚大切ですよね。書籍に書いてあることで印象的だった部分だって、結局は自分の中の何かにひっかかって、キャッチアップした情報じゃないですか。
書籍を暗記するように読めたら仕事ができるかというと、そうじゃないですからね!
――なんだか、フォトリーディングって凄いですね!
自分で改めて思ってしまいました(笑)
そんな大きなスイッチを2日間で入れることができるなんて!
【櫻井さん】いやあ…フォトリーディングすごいですよ!
是非、ウチの子供たちもフォトリーディングを身につけたら良いのにって思います。 佐貴子さん、送り込んだら面倒見てくれますか?
――もちろんです。日本でフォトリーディングのキッズ講座を開催しているのは今のところ私だけですが、私で良かったら是非!
この講座を開発するにあたって、開発の意義をアメリカ本部に伝えるのがとても大変だったのです。
日本の子供達は、塾にいったり、習い事をしたり、大人顔負けに忙しいんです。
進学塾に足しげく通っていれば、家族揃って食卓でご飯が食べられるなんて週に数回あるかないかが平均・・・そんな日本の子供たちの現状は、海外では信じがたい事実だったようで、その話をして初めて、それならば子供向けにフォトリーディングを開発する必要があると思ってもらうことができました。
本当にカルチャーショックだったようです。「日本の子供たちに、もっとリラックスをして、ストレスをかけずに能力を伸ばせる勉強法を早く広めてあげなくちゃ・・・」と。
日本にいると、気付かないけれど、海外の子供たちは、もっと時間にも心にも余裕のある生活をしています。 心も、脳にも、もっとストレスなくのびのびとスムーズに学習できる方法として、フォトリーディングを子供たちに広めていきたいのです。
【櫻井さん】速読という方法を通じて、脳の使い方を早い段階から学んでおくって、とても良いことだと思います。さっそく子供たちに薦めたいと思います。
――櫻井さんご自身のフォトリーディング受講のきっかけを少しお伺いしたいのですが、櫻井さんは、とても忙しく厳しいワークスタイルでありながらも、もっと向上したい気持ちを持っていたから、フォトリーディングが気になっていたということですか?
【櫻井さん】今思えば、人事コンサル業界にいながらにして、本をたくさん読めていないというコンプレックスがあったのかな?なんて思うんです。
「速読ができるようになったら、どれだけ良いだろう… スゴイ!って言われたいなぁ」
そんなよこしまな考えもあったはずです。 (笑)
それと同時に、「本だけ読めてもしょうがないだろう」という気持ちもあったんです。知識は欲しい、でも知識頼みになる思考は違うって、心の中で2つが対立していたような気持です。
それがフォトリーディング集中講座の中では、本も速く読めるようになったし、マインドマップをかいたり、人にシェアしたりして、入ってきた大量の情報を、自分の体験を絡めてアウトプットできるようにしてくれました。 知識だけでなく、それ以上の自分らしさも両方手に入れてしまった、と言ったところでしょうか。 知識の力で知識を話すのではなく、知識と自分の体験を組み合わせて話すことの大切を実感しています。
――それって人の心を動かす力にもなりますね!集めた言葉に自分の経験を織り交ぜて話したとき、その人のオリジナルの意見になります。想いが乗った言葉には人を動かす力があると思いませんか?まさに、それを多くの人に提供したいと思っているんです。
【櫻井さん】Aの本にはこれが書いてあって、Bの本にはこんな事が書いてありました。って、話をされても「で、なんなの? 君の意見は?」って聞きたくなりますよね。 終いには「その本読むから、もういいよ」って気持ちにもなる。それでは何も変えられないですし、動かせないんですよね。
――そうそう代わりのいないオンリーワンになるためには、知識や情報にも勝る目的やその人の意見が必要です。でも、きっと櫻井さんが持っていたその素質を発揮できるようになるきっかけに、フォトリーディングはお役に立てたのですね。また、それが出版にたどり着けたというのが、素晴らしいですよね!
【櫻井さん】出版にたどり着けたのは、有名な編集者さんを紹介して頂くチャンスがあって “大企業の人材育成よりも中小企業の人材育成をすることと、経営者だけでなく、中間管理職も変えた方が、日本を良くできるんじゃないか?
社会に対して違うアプローチをしてみたらどうだろうか?”普段、コンサルをしながら思っていることを話したのです。そうしたら企画書を見てもらえることになったんですね。
でも、元々文章を書くのはそんなに得意ではないし、ブログだって書いたことがない。 そういう意味でも素人でしたので、最初は手こずりました。 でも、「小見出し」を作ってから文章をつけていくような、自分なりのセオリーを見つけることができ、出版にこぎ着けられたんです。
――今の話も先ほどの話につながると思うんですけど、
「あ、まずい!俺、イマイチなんだ!」と認識して、さらに笑い飛ばせてしまうってとても大事ですよね。
受講生の中には、笑えないくらい頭が固くなっちゃっている人も時々いるんです。皆さん、すごく頑張っている証拠だと思います。でも、講座では“できない自分を笑い飛ばせるくらい”リラックスすることをお教えするんです。
それができるようになって、ものすごい勢いで上達してしまう方もいるんですよ!「あ、まずい…」という出来事を笑い飛ばせれば、前進するエネルギーになるものです。
その時に引き出される能力って素晴らしいですよ!そんな前進するエネルギーいっぱいの櫻井さんの今後のビジョンを伺っても良いでしょうか?
【櫻井さん】僕としては、中小企業で働いている人たちを、今後ももっとイキイキと輝かせてけるような人事コンサルを、さらに展開していきたいんです!
これからの日本は大企業ではなく、中小企業に支えられていくと思っていますから。中小企業はダサくて、不安定だというものでなく、中小企業は個性的でカッコいいというイメージにしていきたいんです。
経営者がどれだけ頑張っても、ある程度の規模の会社になると現場を動かしているのは中間管理職だったりします。彼らが経営者の想いを末端の社員まで上手く伝えられなかっただけで、会社は経営者の描いているように動かなくなったりするものです。
でも逆にカリスマ社長の言いなりになって、考えない中間管理職では会社は育っていきません。かといって、中には社長を社長室に閉じ込めて、自分たちの思うように会社を動かせばいいんだって人たちもいますけど、これもちょっと違いますよね。
本にも、中間管理職の方がこれからの時代、どう会社と関わっていけば良いのか、会社はどうやって人材を育てればいいのか、を書かせてもらいましたが、本の内容とタイアップをした講座なども展開して、中間管理職というやりがいのある仕事に前向きに取り組める、頭の柔らかい人たちを育てて行きたいと思っています。
――心から今後の櫻井さんのご活躍を祈っています!
それでは、最後に読者にメッセージをいただけますか?
【櫻井さん】佐貴子さんのフォトリーディング集中講座って、自分の能力が向上しちゃいますからね!変化が怖くて参加を躊躇している人も少なからずいると思うんです。
でも、変わってもいいじゃないですか! 変わったら嫌だな〜というストレスの中から人って学ぶことが多いんだと思うんですね。それに厳しい状況でストレスを受けるより、講座で2日間楽しく過ごして受けるストレスから成長できる方が、すごくいいですよね?
受講後は使う必要が来た時にスキルは必ず使えますから!
読書を通して頭の使い方/脳の使い方を学んだと思えばいい。
あと15分でお客様のところに行かなきゃ!という状況でも、フォトリーディングがあれば本から情報収集ができてしまうんだし、それを知らない手はないですよ!
――確かに、知らない手はないですよね!
ありがとうございます。
今日は素敵なオフィスにお招き頂いてありがとうございました!
今後も執筆に仕事に、フォトリーディングをどんどん活用してくださいね。 |